刹那の永遠



めぐるましく廻る刻
淀むことのない時間

一瞬たりとも止まることはなく


全ては瞬間
その連続


空行く風のように
天輝く光のように
海巡る水のように

けして凝ることはなく


ただ一瞬のもの
だけれども


たとえば梢を揺らす風
(その緑なる歌声)
たとえば散りいく桜の花弁
(その薄紅の舞)
たとえば凍れる月の煌めき
(その透明なる蒼)
たとえば寄せてはかえる海の波
(その銀の波頭)


それは繰り返される
刹那の永遠






たとえば《時》が凍りついたとき。
確かに動いているのに、それすら忘れてしまうとき。
そんなことはありませんか?


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