あなた

あなた



昇りゆく朝の日に 目を眇める私がいるわ
壮麗なる夜明け
暁の色は蒼(きのう)と紅(きょう)の邂逅
刻の果ての一瞬の そこに私は幸福を見る

でも 刻の果ての幸せな私
私はあなたに会いたくない
あなたに会って 私がとても冷たいことに
凍えて震えていることを知るのは嫌よ

さむくてさむくて
きっと忘れてしまう
その さむさの意味


沈みゆく夕の陽に 涙を流す私がいるわ
盛大なる夕暮れ(たそがれ)
茜の空は黄金(ひかり)と黒(やみ)
時の海の狭間の そこに私は不幸を見る

でも 時の海の狭間の哀しい私
私はあなたに会いたくない
あなたに会って 昔(あのとき)は良かったと
懐かしむ自分がわかってしまうから
なくなったものを悔やむ自分

かなしくてかなしくて
哀れみに消えてしまうわ
その しあわせな想い


変わりたくはないの
いまが大切よ
これ以上もこれ以下もいらない
だって それは忘却だから

忘れてしまうのは嫌よ
想いと涙を箱に詰めて
しまっておくところがないわ
捨ててしまうの

とても嫌
生きていけないわ
でも 生きていくの

刻の果て 時の海の狭間
そこにいるあなた(わたし)
あなたに会いたくはないわ
けして会いたくはないわ


なのに、どうして
私はあなたを捜すのかしら

刻の果てのその向こうに
時の海の狭間の波に

忘却(きょむ)を見つめるの







なんじゃいこれ。
そう思う人、多いでしょう。
私も思ってます。なにこれ?
自分で書いてなんですが、本当に、つらつらと書き連ねてできました。
 なんっにも、考えてません。
 もやもやを吐き出しただけというものです。
 次の贈呈詩を書くにあたって、気分を整理するためのものです。
 のせるな、そんなもの!
 そう思った方。すみません。
 心情、かな。
 
 これについて思ったことがある方は、ぜひ教えてください。
 切実に聞きたいです。

 題名を「怯懦」にしようか真剣に迷った。




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